スイス銀行(プライベートバンク)口座開設

香港に銀行口座をお持ちの方へ

 

 

経済の基盤は信用である

 ここで格付けの話に戻ろう。問題は、中国の発行した国債(ここでは中華人民共和国の国債のこと)が過大評価されていることである。つまり、前政権から引き継いだはずの債務に対して、「カネはあるけど、払う気がない」という態度しか見せない国の国債について、欧米の格付け機関が「投資適格」の格付けをしていることが物議をかもしているわけである。

言うまでもなく、経済の基盤は信用である。十分な強制力が及ばない外国相手の取引であればなおさらのことだ。そして、「信用を保つ」とは、「自分勝手な都合で約束を反古にしない」ということにほかならない。「革命があった」とか、「イデオロギーが変わった」とかいうのは、まさしく「自分の都合」なのであって、これを債権者に対して主張するのは信用に悖るのである。

仮にも「信用格付け」というからには、そういう基本的なルールを守らない発行体の出したものを「投資適格」と評価するのは、確かにおかしいのだ。

 

中国に信用を期待できるか

当の中華人民共和国にしても、戦前の中国がこしらえた借金を進んで完済してこそ、国際的な信用も得られ、国家の正統な継承者としての地位を主張できるというものである。

ところが、現実にそうなっていない以上は、そのような国の政府に「信用」を期待するのは、イチかバチかの賭けに出るようなものだ。

今のところ大した問題が生じていないのかも知れない。だからといって、素朴に信用し続けるのは、あまりにも「お人好し」にすぎる。格付け機関以上の過大評価だと言うべきだろう。中国に投資したり、取引をしている企業は大いに気を付けたほうがいい。

 

 

香港の「日本人口座」は安全か

企業ばかりではない。例えば国際金融センターとしての香港に銀行口座をもち、資産を預けている日本人は多い。

銀行預金は預金者に対する銀行の負債だが、国は銀行・金融システムを安全に保つ義務を負う。その意味で、銀行預金は間接的に国家の負債でもある。

中国政府は、とりわけ日本人預金者に対して、その義務を忠実に果たしてくれるだろうか。尖閣諸島をめぐる問題に典型的に見られるように、アジアの覇権国家を目指している中国が、自分の都合でルールを破ったり書き換えたりすることはないだろうか。これらの問いに明確な答えが出ないうちは、香港での銀行口座開設・資産運用は控えておくのが賢明だろう。

これだけは覚えておいてほしい。もしあなたが中国とビジネスをしなくてはならないのならば、「何時ハシゴを外されてもいいように」準備を怠らないことが肝要である。また、中国と取引する必然性がないのに、資産運用などの目的で香港に銀行口座を開いている場合は、一日も早くスイスなどの中立国に移したほうがいい。万一、中国政府による「一方的なルール変更」が行なわれ、預金が引き出せなくなったとしたら、いくら嘆いたとしても後の祭りだからだ。

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